関連ワード:固定資産売却
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資金繰りと売掛金
中小企業や個人事業主が資金繰りが上手くいかない一番の理由は、売掛金の回収にあります。日本の多くの企業では掛け取引を利用しています。売上を売掛金として月末などの決まった日にまとめて受け取る場合が多いですが、資金繰りはこの期間に悪化することが多いです。例えば、業績が上がってたくさんの注文を受けたが、増加分の仕入れ代金や人件費が足りないということが起こります。そのため、売掛金の受取日やその間の資金繰り管理を徹底することが、資金繰り改善の第一歩となります。
参考:法人版の家計簿アプリはある?
法人向けの家計簿ツールがあるのはご存知ですか?
取引金融機関が複数あると、社内の口座管理や資金管理に多くの手間がかかると思います。そんなときは複数金融機関の口座をまとめることで、口座管理や資金繰り管理が効率化できる法人版の家計簿ツールがおすすめです。
資金繰りと資産売却
売掛金回収や資金繰り管理を徹底しても、どうにもならない場合もあります。その場合は使っていない固定資産を売却するのも一つの手です。
具体的には、長期間使っていない倉庫や、社員数に合っていない大きな自社ビルなどです。
これらは売却することで、売却金額を得るだけでなく、固定資産税を減らすこともでき、資金繰りにとっては一石二鳥の効果があります。
金融機関からの借入
資金調達には金融機関へ融資を申し込む方法もあります。銀行口座を保有している金融機関へ融資の相談をしてみてください。金融機関は企業の業績を定量評価と定性評価の2つに分けて厳しく審査するため、資金繰りが悪化している状態で融資を受けることは難しい場合もあります。しかし固定資産等を担保に入れることで融資を受けやすくなる場合もあるので保有資産の状況等含めて金融機関へ相談してみると良いでしょう。
参考:エメラダキャッシュマネージャーの資金繰り表作成機能
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