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目次
銀行の融資について
ほとんどの企業は、資金調達において、銀行からの借入を利用しています。しかし、銀行も全ての企業に、希望する全ての金額を貸すことは不可能であるため、企業から融資申し込みがあると、その融資が適切か、その企業に返済能力があるかなどの「審査」を行います。この審査が通らないと融資を受けることができないため、融資審査は企業にとって重要な場面の1つです。
融資審査で重要な要素について
銀行が融資審査で判断したい点としては、融資の内容が適切であるかどうかと、融資先企業に返済能力があるかどうかの2点が大きなポイントとなります。特に、返済能力があるかどうかに関しては、貸倒が起こることを防ぐ点でも非常に重要な事項となります。
返済能力の判断材料について
銀行は返済能力を確認する際に、「財務状況」と「資金繰り」に問題がないかを確認しています。
「財務状況」は決算書を基に確認し、「資金繰り」については資金繰り表を基に確認している場合が一般的です。
資金繰り表を見ることで入るお金と出ていくお金が可視化出来るため、会社の資金状況が把握でき、銀行が会社の返済能力を測るのに適した材料となります。特にコロナ禍においては、決算書に比べて現状の企業のお金の流れが見えるという点で、資金繰り表が通常に増して重要視されることもあります。
財務状況の確認においては試算表も判断材料の1つです。試算表は会社の資産や売上などが一目で分かることができ、年に1回しか作成しない決算書と違い、多くの企業が定期的に作成します。そのため決算書よりも試算表の方が、銀行にとってより今に近い資産状況や売上状況を把握することができるため、融資審査で重要な判断材料の一つとなっています。
参考:エメラダキャッシュマネージャーの資金繰り表作成機能
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『エメラダ・キャッシュマネージャー』かんたん資金繰り表作成マニュアル
エメラダ・キャッシュマネージャーを利用すれば融資審査がスムーズになる場合があります
口座情報の自動取得・資金繰り表のかんたん作成機能などを活用することで、融資審査に必要な書類準備をお助けいたします。また、金融機関共有プランで提携の金融機関担当者にエメラダ・キャッシュマネージャーの情報を共有することで、資金繰り審査の際のやり取りがスムーズになり、スピーディに融資を受けられる場合があります。