エメラダからダウンロードした入出金明細ファイルを、マネーフォワード会計にデータインポートするマニュアルです。入出金明細のダウンロード方法はこちら(会計ソフトに入出金情報を連携する)からご確認ください。
※インポート時はCSVの文字コードをshift‐JISに変換が必要です。
1.マネーフォワード会計への連携データを作成する
<a.マネーフォワード会計のインポートフォーマット>に記載の形式でCSVファイルを作成すると、会計ソフトにデータ連携がいただけます。データ作成時に「2.ダウンロードしたデータを加工する」で説明しているエメラダからダウンロードした情報を活用すると簡単に連携データを作成できます。
①マネーフォワード会計へのデータ連携用のサンプルのフォーマットをダウンロードする
ページ最下部にマネーフォワード会計フォーマットファイルのダウンロードリンクがありますので、ダウンロードください。(こちら⇒)
②エメラダからダウンロードした情報を活用して項目内容を入力する
エメラダから出力した情報を活用してサンプルフォーマット内の該当箇所に入出金情報を入力します。「エメラダデータ転記」欄に「〇」がある項目が転記いただける項目です。詳細はページ下部の「2.ダウンロードしたデータを加工する」をご覧ください。
③以外の必須項目を入力する
②で入力した内容以外の必須項目を入力します。<a.マネーフォワード会計のインポートフォーマット>の表をご確認いただき、「条件欄」で「必須」と記載されている必須項目を入力しましょう。入力する内容については「詳細説明」をご確認いただき、情報を入力ください。
<a.マネーフォワード会計のインポートフォーマット>
仕訳帳形式 項目列 |
マネーフォワード クラウド形式 項目列 |
項目名 | 詳細説明 |
エメラダ データ転記 |
---|---|---|---|---|
A列 | 同左 | 取引No | 各仕訳に割り振られている取引No。最大9桁。 マネーフォワード クラウド会計/確定申告では、同一取引No 、同一取引日、貸借合計が一致している三点の条件を満たすと、 「振替伝票」形式の複合仕訳として取り込みます。 それ以外を単一仕訳として取り込みます。 |
|
B列 | 同左 | 取引日 | 各仕訳に割り振られている取引日。 (詳細は「取引No」にて記載) |
〇 |
C列 | 同左 | 借方勘定科目 | 借方の勘定科目名。 最大文字長は 30 文字です。(全角、半角の区別はありません。) |
|
D列 | 同左 | 借方補助科目 | 借方の補助科目名。 最大文字長は 30 文字です。(全角、半角の区別はありません。) |
|
E列 | 同左 | 借方税区分 | 借方の税区分。 税区分には正式な「名称」と「省略名」の二通りの表記があります。 マネーフォワード クラウド会計からエクスポートするときは「名称」で出力しますが、 インポートの際は「名称」「省略名」どちらでも取り込めます。 |
|
F列 | 同左 | 借方部門 | 借方の部門名。子部門の場合は、子部門のみ記載してください。 最大文字長は 20 文字です。(全角、半角の区別はありません。) |
|
G列 | 同左 | 借方金額(円) | 借方の金額。 税区分とあわせ、経理方式により出力内容が変わります。 【税抜(内税) 】金額:税込金額、税額:0 【税抜(別記)】金額:税抜金額、税額:消費税額 【税込】金額:税込金額、税額:0 |
〇 |
H列 | 同左 | 借方税額 | 借方の税額です。経理方式により出力の際に税額が表示されます。(詳細は「借方金額」にて記載) なお、インポートの際には入力は不要です。 |
|
I列 | 同左 | 貸方勘定科目 | 貸方の勘定科目名。 | |
J列 | 同左 | 貸方補助科目 | 貸方の補助科目名。 | |
K列 | 同左 | 貸方税区分 | 貸方の税区分。 詳細は借方税区分と同様です。 |
|
L列 | 同左 | 貸方部門 | 貸方の部門名。 詳細は借方部門と同様です。 |
|
M列 | 同左 | 貸方金額(円) | 貸方の金額。 詳細は借方金額と同様です。 |
〇 |
N列 | 同左 | 貸方税額 | 貸方の税額。詳細は借方税額と同様です。 | |
O列 | 同左 | 摘要 | 最大文字長は 200 文字です。(全角、半角の区別はありません。) 複合仕訳として複数行存在する場合、各行に対して設定できます。 |
〇 |
P列 | 同左 | 仕訳メモ | 最大文字長は 200 文字です。一仕訳に対し、メモは一つのみです。 複合仕訳の場合は、先頭行のメモが優先されます。 |
|
Q列 | 同左 | タグ | タグも一仕訳に対し、枠自体は一つのみですが、一つの枠に複数設定することができます。 「 a|b 」のように記載すると複数タグを設定する事ができます。 |
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R列 | 同左 | MF仕訳タイプ | 仕訳そのものの種別を設定できます。 サポートしている種別種類は2016年12月時点で 「未実現」 「開始仕訳」 「家事按分」 「償却」 「請求書」 「給与」 「経費」 「インポート」です。 ※1 本項目を未入力でインポートを行うと、全て「インポート」として扱われます。 ※2「家事按分」「償却」はあくまでその仕訳ができるだけで、事業者の設定上の 「家事按分」「固定資産」との連動ができるわけではありません。 ※3 「請求書」「給与」「経費」についても、仕訳そのものの情報だけなので、インポートを行っても、マネーフォワード クラウド他サービスとの連動は発生しません。 |
|
S列 | 同左 | 決算整理仕訳 | 文字が入力されていると「決算整理仕訳」としてインポートします。 決算整理仕訳の場合、取引日は会計期間期末日に設定されます。 | |
T列 | 同左 | 作成日時 | 仕訳を最初に作成した日時。 インポート処理では無視されます。 |
|
– | U列 | 作成者 | 仕訳を最初に作成したメンバー。 インポート処理では無視されます。 |
|
U列 | V列 | 最終更新日時 | 仕訳を最後に更新した日時。 インポート処理では無視されます。 |
|
– | W列 | 最終更新者 | 仕訳を最後に更新したメンバー。 インポート処理では無視されます。 |
2.ダウンロードしたデータを加工する
エメラダからダウンロードした入出金明細は以下のフォーマットで出力されます。「マネーフォワード会計のフォーマットへのファイル加工方法」欄に記載のとおりにダウンロードデータを活用して、マネーフォワード会計へのデータ連携が便利に行えます。
<b.エメラダからダウンロードできる入出金明細ファイルのフォーマット>
列 | 項目名 | 内容 |
マネーフォワード会計のフォーマットへの ファイル加工方法 |
A列 | 企業 | お客様の登録企業名 | 転記不要 |
B列 | 金融機関 | 連携口座の金融機関名 | 決済口座欄に転記 |
C列 | 口座種別 | 連携口座の口座種別 | 決済口座欄に転記 |
D列 | 口座番号 | 連携口座の口座番号 | 決済口座欄に転記 |
E列 | 支店名 | 連携口座の支店名 | 決済口座欄に転記 |
F列 | 口座ID | 連携口座の口座ID | 転記不要 |
G列 | 入出金額 | 入出金の金額 |
決済金額欄に転記 |
H列 | 入出金日時 | 入出金の日時 | 決済日欄に転記 |
I列 | 入出金先 | 入出金の明細名(摘要欄の情報) | 任意 備考欄などに転記 |
J列 | 種別 | エメラダが自動判別した入出金の種別 | 任意 備考欄などに転記 |
K列 | 残高 | 入出金時の口座残高 | 転記不要 |
L列 | 情報取得日時 | 入出金情報を取得した日時 | 転記不要 |
M列 | 入出金項目 | 入出金内容の補足情報 | 転記不要 |