エメラダからダウンロードした入出金明細ファイルを、弥生会計にデータインポートするマニュアルです。入出金明細のダウンロード方法はこちら(会計ソフトに入出金情報を連携する)からご確認ください。
※インポート時はCSVの文字コードをshift-JISに変換が必要です。
1.弥生会計への連携データを作成する
<a.弥生会計のインポートフォーマット>に記載の形式でCSVファイルを作成すると、会計ソフトにデータ連携がいただけます。データ作成時に「2.ダウンロードしたデータを加工する」で説明しているエメラダからダウンロードした情報を活用すると簡単に連携データを作成できます。
①弥生会計へのデータ連携用のサンプルのフォーマットをダウンロードする
ページ最下部に弥生会計フォーマットファイルのダウンロードリンクがありますので、ダウンロードください。(こちら⇒)
②エメラダからダウンロードした情報を活用して項目内容を入力する
エメラダから出力した情報を活用してサンプルフォーマット内の該当箇所に入出金情報を入力します。詳細はページ下部の「2.ダウンロードしたデータを加工する」をご覧ください。
③ ②以外の必須項目を入力する
②で入力した内容以外の必須項目を入力します。<a.弥生会計のインポートフォーマット>の表をご確認いただき、「条件欄」で「必須」と記載されている必須項目を入力しましょう。入力する内容については「記載方法欄」をご確認いただき、情報を入力ください。
<a.弥生会計のインポートフォーマット>
列 | 条件 | 項目名 | 桁数 (半角) |
型 | 備考 | 記載方法 |
1(A) | 必須 | 識別フラグ | 4 | 文字 | 仕訳の識別番号を半角数字で記述。 伝票以外の仕訳データ :2000 1行の伝票データ :2111 複数行の伝票データ 1行目 :2110 間の行 :2100 最終行 :2101 |
基本的には「2000」を入力 |
2(B) | 伝票No. | 6 | 数字 | 事業所データの[帳簿・伝票設定]で伝票No.の付番方法が「手入力」の場合に記述した伝票No.を反映。 ※複数行の伝票データの場合は1行目を反映。 |
特には入力不要 | |
3(C) | 決算 | 4 | 文字 |
仕訳が決算仕訳の場合に「中決」「本決」を記述。 空白:通常の仕訳(区切り文字のカンマは必要) |
特には入力不要 |
|
4(D) | 必須 | 取引日付 | 10 | 日付 |
会計期間内の西暦または和暦日付に限る。 (例)2019年7月1日の場合、次のいずれかで記述。 |
エメラダの入出金日時を転記 |
5(E) | 必須 | 借方勘定科目 | 24 | 文字 | 弥生会計で登録されている名称と同一文字列が望ましい。異なる文字列を記述した場合、弥生会計で登録されている名称と一致させるための作業が必要。 [マッチングリスト]画面が表示された場合 ※複数行の伝票データで、借方勘定科目がない場合は空白でも可。
※複数行の入金伝票の場合は、2行目以降は空白でも可(1行目の科目のみをチェックする)。 |
該当の勘定科目を記載 |
6(F) | 借方補助科目 | 24 | 文字 | 同上。 | 特には入力不要 | |
7(G) | 借方部門 | 24 | 文字 | 同上。 ※この項目はスタンダード、やよいの青色申告ではインポートできません。 |
特には入力不要 | |
8(H) | 必須 | 借方税区分 | - | 文字 |
税区分の略称名を記述。記述形式は、 課税方式別税区分・税計算区分一覧 を参照してください。 複数の税率がある税区分で、税区分名に税率が記述されていない場合、税率5%としてインポート。 ※複数行の伝票データで、借方勘定科目がない場合でも必須。借方勘定科目がない場合は「対象外」と記述。 |
該当の税区分を記載 |
9(I) | 必須 | 借方金額 | 11 | 金額 | 整数(税込金額を入力)。 ※複数行の伝票データで、借方勘定科目がない場合でも必須。借方勘定科目がない場合は「0」と記述。 |
エメラダの入出金金額を転記 |
10(J) | 借方税金額 | 11 | 金額 | 整数(税抜処理の場合は税額を自動計算しないため、入力必須)。 | 特には入力不要 | |
11(K) | 必須 | 貸方勘定科目 | 24 | 文字 | 弥生会計で登録されている名称と同一文字列が望ましい。異なる文字列を記述した場合、弥生会計で登録されている名称と一致させるための作業が必要。 [マッチングリスト]画面が表示された場合 ※複数行の伝票データで、貸方勘定科目がない場合は空白でも可。 ※複数行の出金伝票の場合は、2行目以降は空白でも可(1行目の科目のみをチェックする)。 |
該当の勘定科目を記載 |
12(L) | 貸方補助科目 | 24 | 文字 | 同上。 | 特には入力不要 | |
13(M) | 貸方部門 | 24 | 文字 | 同上。 ※この項目はスタンダード、やよいの青色申告ではインポートできません。 |
特には入力不要 | |
14(N) | 必須 | 貸方税区分 | - | 文字 | 「借方税区分」と同じ。 | 該当の税区分を記載 |
15(O) | 必須 | 貸方金額 | 11 | 金額 | 整数(税込金額を入力)。 ※複数行の伝票データで、貸方勘定科目がない場合でも必須。貸方勘定科目がない場合は「0」と記述。 |
エメラダの入出金金額を転記 |
16(P) | 貸方税金額 | 11 | 金額 | 整数(税抜処理の場合は税額を自動計算しないため、入力必須)。 | 特には入力不要 | |
17(Q) | 摘要 | 64 | 文字 | 半角64桁を超える文字はインポート時に切り捨て。 | 特には入力不要(適宜備考として入力したい内容を記載) | |
18(R) | 番号 | 10 | 文字 | [受取手形][支払手形]の手形番号を記述。 半角10桁を超える文字はインポート時に切り捨て。 |
特には入力不要 | |
19(S) | 期日 | 10 | 日付 |
(例)2019年7月1日の場合、次のいずれかで記述。 「20190701」「2019/07/01」「2019/7/1」「R01/07/01」「R01/7/1」 |
特には入力不要 |
|
20(T) | 必須 | タイプ | 1 | 数字 |
取引タイプを0~3の数字で記述。 0:仕訳データ |
基本的には「0」で入力 |
21(U) | 生成元 | 4 | 文字 |
生成元を全角2桁で記述。 受手 :受取手形 |
特には入力不要 |
|
22(V) | 仕訳メモ | 180 | 文字 | 半角180桁を超える文字は、インポート時に切り捨て。 | 特には入力不要(適宜備考として入力したい内容を記載) | |
23(W) | 付箋1 | 1 | 数字 | 0~5の数字で記述。空欄は0と認識される。 ※0は付箋なし。 |
特には入力不要 | |
24(X) | 付箋2 | 1 | 数字 | |||
25(Y) | 必須 | 調整 | 文字 | 調整にチェックを付ける場合は「yes」(または「true」「on」「1」「-1」)を記述。チェックを付けない場合は「no」(または「yes」「true」「on」「1」「-1」以外の文字)を記述。 ※空欄の場合もチェックは付かない。ただし、空欄にする場合でも区切り文字のカンマ「,」は必要。 |
基本的には「no」と入力 |
(参考:弥生会計ヘルプページ )
2.ダウンロードしたデータを加工する
エメラダからダウンロードした入出金明細は以下のフォーマットで出力されます。「弥生会計のフォーマットへのファイル加工方法」欄に記載のとおりにダウンロードデータを活用して、弥生会計へのデータ連携が便利に行えます。
<b.エメラダからダウンロードできる入出金明細ファイルのフォーマット>
列 | 項目名 | 内容 |
弥生会計のフォーマットへのファイル加工方法 |
A列 | 企業 | お客様の登録企業名 | 転記不要 |
B列 | 金融機関 | 連携口座の金融機関名 | 転記不要 |
C列 | 口座種別 | 連携口座の口座種別 | 転記不要 |
D列 | 口座番号 | 連携口座の口座番号 | 転記不要 |
E列 | 支店名 | 連携口座の支店名 | 転記不要 |
F列 | 口座ID | 連携口座の口座ID | 転記不要 |
G列 | 入出金額 | 入出金の金額 |
以下の列に転記/移動する 借方金額:9(I)列 貸方金額:15(O)列 |
H列 | 入出金日時 | 入出金の日時 | 取引日付欄(4(D)列)に転記 |
I列 | 入出金先 | 入出金の明細名(摘要欄の情報) | 任意 仕訳メモ欄(22(V)列)などに転記 |
J列 | 種別 | エメラダが自動判別した入出金の種別 | 任意 仕訳メモ欄(22(V)列)などに転記 |
K列 | 残高 | 入出金時の口座残高 | 転記不要 |
L列 | 情報取得日時 | 入出金情報を取得した日時 | 転記不要 |
M列 | 入出金項目 | 入出金内容の補足情報 | 転記不要 |